2015/10/22

路边纺织收集试点

今週、自宅周辺では、そこここの道端に
ショッキングピンクのビニール袋が置かれている。


3週間ほど前に、清掃局から各家庭に手紙が配られ、
その中にピンク色のビニール袋が2枚入っていた。

これは、衣料品をリサイクルする試みで、手紙によると、
毎年、ニューヨーク市民が捨てる衣類・布製品は20万トンにも上るらしい。
それらを再利用・リサイクルするために、
試験的に不要な衣類を収集するとのこと。

ピンク色のビニール袋に不要な衣類を入れて道端に置くだけでOK。
我が家も長男が着られなくなったジャケットなどを入れて参加した。

日本では、古着回収の曜日が決まっていたので、
透明なビニール袋に入れて出しておくのは当たり前のことだった。
ごみは、「燃やすごみ」「燃やさないごみ」「有害ごみ」「粗大ごみ」に、
資源は、「ペットボトル」「その他プラスチック容器包装」「古紙」「古着」
「びん」「缶」に分別して、いつ・何を・どこに・どうやって出すかが
決められており、それを説明する小冊子まで配付されていた。
我が家が住んでいた自治体では、ごみ袋が有料化され、
スーパー等で購入した専用袋に入れられていないごみは収集されない。

しかし、ここニューヨークの分別は、
普通ごみ(深緑色のごみ箱)と古紙(白のごみ箱)だけである。
かつて、リサイクル専用のごみ箱(青色)も存在したのだが、
ずっと錠がかけられており、仕方なく脇に置いておくと、
アパートのスタッフたちが緑のごみ箱に入れてしまうのだ。
その青のごみ箱も、現在は撤去されてしまった。
なんでもかんでもこの巨大なごみ箱に放り込んでおけば、
巨大なごみ収集車が集めてくれる。

今回の古着リサイクルの試みは評価したいが、
うまくいくのかどうか、少々疑問ではある。
ニューヨーカーが、日本のように細かいルールに対応できる日が来るのだろうか。

私は、ティッシュペーパーの箱を捨てるとき、
ビニールの部分をはがして普通ごみに、
箱をたたんで古紙に捨てる癖が直らない。

2 件のコメント:

  1. あれれー。青のリサイクルないのですか?
    どうしちゃったのかしらん?

    マンハッタンは、普通ゴミと古紙と青(プラスチック、金属、牛乳パック)があって
    レジ袋はスーパーで回収、古着はグリーンマーケットで回収しています。
    (私は古着はThrift shopに持っていきますが。)
    ピンクのゴミ袋、マンハッタンも来るのかしらん?

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  2. Tabitha さん、コメントありがとうございます♪
    ウチの辺りの担当の Sanitation、リサイクル(青箱)する気ないみたいなんですよー。
    クイーンズでも、レジ袋はスーパーやドラッグストアで回収していますが、
    我が家の場合、ごみ袋になることが多いです。

    古着は、道端にある clothing & shoe drop と書かれている箱に入れていますが、
    ときどき、ポストに回収袋と回収日がかかれているメモが入っていて
    慈善団体などが寄付を募っています。
    ピンクのビニール袋、今回はマンハッタン以外の4区で試行されたようですが、
    上述のように清掃局が回収しなくてもリサイクルの方法は存在します。
    果たして本格実施に移行するのか!?

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