私は、流線型の、つまり、フナのような形の金魚のほうが、
出目金とか土佐金よりも好感が持てます。
私のこの感覚について、
まど・みちおさんが「金魚」という詩で代弁しています。
金魚を見ていると
金魚は見えなくなってくる
ランチュウも
デメキンも
リュウキンも
みんな見えなくなってくる
ぼくたち人間のやってきたあの長年の
ザンニンと
リフジンと
ナリキンだけしか…
自由のフナの
すっきり すいすいを
みせもの金魚の
ごてごて ぶよぶよ よろよろに変えて
ひとりにやにやしている
ぼくたち人間のあの長年の…
9匹の金魚のうち、3匹が「オランダ」という種類で、
1匹が「朱文金」、5匹は「コメット」です。
朱文金とコメットは、すっきり すいすい。
0 件のコメント:
コメントを投稿